みうらマッサージ治療院 よう院長

2018年6月4日3 分

リアルなコミュニケーション

常総線新取手駅から徒歩10分、介護予防に力を入れているみうらマッサージ治療院のよう院長です。

昨日は定休日でしたが、朝から町内会の行事がありましたので参加してきました。

年に何回かある、一斉清掃という行事なんですけど、行ってみたら、小学生の通学路の草刈りでした。

参加者は9割が高齢女性のみなさま。

長靴を履き、つばが広い帽子をかぶり、顔も手ぬぐいで覆った完全防備の農作業スタイルです。

男性は数人だけ。

みなさんお集まりのところに行って、「おはようございまーす!」と元気に挨拶させていただきますと、みなさんも「おはようございまーす!」。

挨拶は基本ですね。

私は他所から来た新参者でしたので、勝手に自己紹介をさせていただきました。

すると、みなさんから、

「ああ、あそこで始められた方ですか」

「はがき、見ましたよ」

などと温かいお言葉が。

開業直後に、ご挨拶はがきを、近隣の方のポストに入れて歩いたんですけど、読んでいただけていてありがたかったです。

さらに、

「先生、ひざが痛いんだけど、ひざも診てもらえるの?」

とか

「もうあちこち痛くて、行ってみようかなって思ってたのよ」

とか、

「何時までやってるの?夜も大丈夫?」

とか、

いろいろな嬉しい反応をいただけまして。

やはり、高齢になるとどこかしら身体の不具合があるもので、そこからはみなさんで不具合自慢みたいな感じになりました(笑)。

草刈り中も、

「先生、うちのポストには入ってなかったよ。どこまで入れたの?」

とか、

「うちの近所の人に話したら、そんなの入ってなかったって言ってたから、あとでパンフレットみたいのあったらもらえますか」

とか、

ありがたいお言葉の嵐。

ネット集客はもちろん大切なんでしょうけど、こういうリアルなコミュニケーションって、やっぱりすごく強いと思います。

しかも、お集まりの方の中に、うちの治療院のリピーター様がいらっしゃって、いろいろ言ってくださるものだから、説得力ありますよね。

急遽、治療院に引き返して、最新のチラシ(介護予防キャンペーンのお知らせ)を持ってきて、お配りしました。

宣伝のために参加したと思われるのは心外だったので、持ってきてなかったんですよね。

それにしても、みなさんパワフル。

竹やぶの中にのこぎり持って入っていってゴリゴリ切り倒すわ、エンジン草刈機担当のおじさんをあちらこちら引っ張り回すわ、やはり昭和女性のパワーはすごいです!

「ほら、〇〇さん、そういう仕事は若い人にお願いしたほうがいいよ!」

なんていう声をうわのそらで聞いていたら、若い人って私のことを言っていたという(笑)。

そうです、その集団の中では私は若い人なのでした。

実は今、その草刈りの代償の筋肉痛なのですが、楽しかったです。

こういう人と人のリアルなコミュニケーションの上に治療があるって、理想的だなって思います。

おみやげに、竹やぶにニョキニョキ生えていた真竹のタケノコをいただいて、帰りました。

みなさんがご来院の際には、笑顔で帰っていただけるように精進しようと思った、楽しい行事でした。

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