※この記事は、「アニサキスの記録-1」の続きです。まだお読みでない方は、そちらを読んでからお越しください。
深夜2時、私は病院で早期解決をはかることにしました。
しかし、救急車は使いたくない。これしきのことで、救急車を呼ぶなんて。
そう思った私は、以前働いていた病院が救急患者の受け入れをしていることを思い出しました。
よし、あの病院なら受け入れてくれる!
早速電話しました。
事情を話して、返答を待ちます。
「申し訳ないのですが、ただいま消化器の専門医がいませんので、お越しいただいても治療ができません。受け入れ可能な病院を探すなら、『救急相談センター』に電話してください」
※救急相談センターとは?
急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。(東京消防局のWEBより)
そんなセンターがあったなんて知らなかった。
痛みをこらえながら、救急相談センターに電話しました。
状況を話して、たぶんアニサキスではないかと思う、と言いました。
すると受付の方は、「はい、それでは今の時間、消化器の専門医がいて救急受付をしてくれる病院の連絡先を5件お伝えします。連絡して受け入れてくれるかどうかを確認してください。確認後、ご自分で行けるようであれば、行ってください。無理そうだな、と思ったら、119番にかけてください」
あい、わがりまじだ。
もう痛みで言葉もちゃんとしゃべれないくらい。
さっきまでは自力で行こうと思っていたのに、電話している間にどんどん増悪して、ひどい状況になりました。
ここで私は、救急車を要請することを決心しました。
もうこれ以上は無理です。
この時点で午前2時30分。
スマホから救急に電話。
カクカクシカジカ、と説明し、向かいますのでお待ち下さいと言われて自宅待機。
少しして、サイレンが聞こえたので、歩いて表通りまで出ました。
救急車の中で、経緯の聞き取りと、バイタルチェック。
※バイタルとは?
バイタルサイン(vital signs)は、生命兆候という意味の医学・医療用語である。
日本の医療従事者の間では、(特に現場で)バイタルサインのことを「バイタル」と略して呼ぶことがある。 「バイタルサインの測定」と言う場合は、通常、それらの兆候の中から血圧・脈拍数・呼吸速度・体温の測定を行っている。 (Wikipediaより)
血圧が190超えてました。脈、呼吸、体温は正常。
救急隊員さんが電話で受け入れ先を探してます。
あ、1件断られた。
次。
あ、受け入れてもらえたようです。
この時点で午前3時。
痛いのに、なんでそんなに時間を覚えてるかって?
こんなに面白いネタ、記憶しておかなくちゃ損じゃないですか(笑)!
スマホを握りしめて、時間はチェックしてましたよ。
そして、救急病院へ。
(つづく)
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