新取手・みうらマッサージ治療院のよう院長です。
5月の開院を目指して、鋭意準備中であります。
無事、アニサキスを摘出して、措置室に戻った私でしたが、実はここからまだ苦しみが続いたのでした。
術前に、看護師さんが私の痛みを心配して、追加してくださった鎮痛剤。
点滴で入れたやつです。
これが、どうもいけなかった。
私には合わなかった。
とにかく吐き気が酷い。
寝ていればまだ良いのですが、起き上がると回転性のめまいと吐き気で、起きていられません。
看護師さんにその旨を伝えると、
「ああ、それはお薬が合わなかったのですね。少し休んでから帰りましょうか」
とのこと。
ここは措置室ですから、本来なら長居する部屋ではありません。
ベッドの数だって限られています。
幸い、この日は新しい急患さんは来ませんでしたが、ここにいていいものか、帰ったほうがいいのではないかと、気が気ではありません。
でも、とにかく起き上がることができないので、仕方なくベッドで横になり、いつのまにか眠ってしまいました。
ときどき看護師さんが、「三浦さん、お痛みはどうですか?吐き気は大丈夫ですか?」と聞きに来ます。
そのたびに、「!」という感じで起き上がるのですが、めまいと吐き気でダウン。
それを何度繰り返したでしょうか。
気づくと、時計は15時。
さすがに、これ以上病院に迷惑はかけられない、と起き上がり、看護師さんにお礼を言って会計に向かいました。
会計待ちの間に、トイレで嘔吐。
戻って、会計の金額を見てさっきとは違う意味で、めまい。
こんなに高いの?
まあ、内視鏡手術だからしょうがないか。
会計後、一番すみのソファで小一時間グッタリ。
とても電車で帰れる状態ではないので、タクシーに乗りました。
帰宅後、また嘔吐。
その後、死んだように眠り、夜の12時頃起きたときには、めまいも嘔吐も消えていました。
体質に合わないクスリというのは、本当に怖いですね。
アニサキスも苦しかったけど、このクスリの副作用も相当なものでした。
薬の名前を忘れてしまったのが痛いです。
さて、これで私のアニサキス騒動は終わったわけですが、最後にもうひとつだけ。
この話を、ある物知りの友人にしましたところ、保険請求した?って言われたんです。
「何の保険?」
「生命保険、入ってるでしょ?手術の特約ついてないの?」
そうでした。簡単なものとは言え、アニサキスの除去は立派な手術です。
調べたところ、私の生命保険にも、手術の際の給付がついていました。
さっそく保険会社に連絡したところ、後日、満額ではないですが保険金が支給されました。
あの友人のアドバイスがなかったら、請求すらしていませんでしたよ。
ありがとう、友人!
長い話でしたが、お読みいただきありがとうございました。
みなさまも、シメサバをお食べになる際には、十分に気をつけて、よく噛んでお召し上がりくださいね!
Bình luận