常総線・新取手駅から徒歩10分、みうらマッサージ治療院のよう院長です。
いよいよ、オープンまであと一息というところまで来ました。
さて、先ほど、当院最初の患者様がお見えになりました。
その人物は、私の古くからの友人で、以前より「僕を最初の患者にしてください」と言ってくれていた男で、香取君と言います。
彼は、「オープンと言えばこれでしょう」と、お祝いの胡蝶蘭の鉢を持って来てくれました。待合室に飾りましたが、まあ立派。一気にオープンした雰囲気になりました(笑)。
本当は5月1日オープンだったのですが、彼の仕事の都合もあって、今日、来てくれることになりました。
待合室で問診票に記入してもらって、診察室にご案内。ベッドに腰かけてもらって、問診票をもとに、さらに質問や検査をしました。
彼は、10年も前から、腰や肩、背中の慢性的な痛みに悩んできたそうです。
実は彼、若い時に仕事上の事故で、右前腕の大部分を失っていて、それ以来義手を付けて生活しています。私は事故の前から彼を知っていますので、腕を失ってから体のバランスが崩れ、無理がたまっているだろうと思っていました。
さらに、彼は現役のバスプロ(釣りのトーナメントプロ)で、シーズン中は長い時間、ボートの上でバランスを取りながら立ち続け、走行中は激しい振動と戦うのです(ボートにはサスペンションがないので、走行中の振動は体に直接響きます)。
平日は会社員として、デスクワークで座りっぱなし。
いろんな要素で、痛みが出ているようです。
彼の主訴は、左肩背部、左腰部の痛み。調べてみると、前屈があまりできません。
ということで、背中側の施術を中心に行いました。
決して強い力で何かしているわけではないのですが、彼はとても痛がりました。
いろいろな方を施術しましたが、男性でこれほど痛がる人も珍しいと思うほど。特にふくらはぎ、膝裏、大腿後部などの圧痛が顕著でした。筋膜への弱めのアクセスでも痛みを訴えるので、手を変え品を変え(と言ってもそれほど引き出しがあるわけではないですw)、ゆっくりと施術させていただきました。
私も開院準備に忙しく、施術するのが久しぶりだったこともあり、様子を見ながら1時間程度施術しました。
私の感覚では、肩から腰まで施術前に比べると緊張も取れ、改善している印象でした。特に肩はかなり緩んだと思います。
術後の検査では、前屈が改善され、肩の可動域アップ、頸の伸展も改善しました。
しかし、術後に書いてもらった感想では、やはり「ふくらはぎが痛かった」そうで、「肩と背中は楽になりました」とのことでした。ふくらはぎの激痛、勉強しますね。
その後、身体のセルフメンテナンスについて話をして、一緒にランチに行きました。
香取君、来てくれてありがとうございました。
またのご来院をお待ちしています。
バスプロ香取潤一さんのブログはこちらです。
Let's enjoy the life. https://ameblo.jp/j-katoriblog/
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