日本人にはマッサージが必要だ。

最終更新: 2018年7月19日

常総線新取手駅から徒歩10分、コミュニケーション重視のみうらマッサージ治療院のよう院長です。

毎回言ってますが、暑いですね。

近所のディスカウントショップに出かけたら、レジ前にはミネラルウォーターや麦茶、スポーツドリンクなどを箱買いするお客さんの行列でした。

そりゃそうですよね、のど乾きますもの。



さて、今日のテーマは、日本人にはマッサージが必要である、という内容です。

いずれ文献なども明示して、きちんとまとめたいと思っているのですが、とりあえずざっくり書いてみたいと思います。



昔、息子がまだ小さかった頃、プールのある温浴施設によく行っていました。

息子の野球仲間を連れて行くこともたびたびあり、私は子守役として、子どもたちがプールで遊ぶのをのんびりとながめていたものでした。



子どもたちが、プールサイドで追いかけっこをしたり、プールに突き落としたり、それをかわしたりする姿。

私はどこかで見たことがあるなあ、とぼんやり考えていました。

・・・どこで見た光景だろう。



あ。

そうだ。

動物園の猿山だ。



そうです。

追いかけっこをする子どもたちは、猿山の子猿たちとそっくりなのです。

あまり真剣に猿山を見たことがない方には、ピンと来ないかもしれません。

(私は大学時代、野生動物保護管理学実習という授業で、サルの観察をしていました。)

もちろん、二足歩行と四足歩行の違いはありますが、やっぱり似ています。



それから、私の中では実感として「ヒトはいまだに猿の一種」という(当たり前といえば当たり前の)認識ができたのです。

前置きが長くなりました。

いよいよ本題に入ります。




みなさんご存知のように、集団で暮らすサルの仲間は毛づくろいをします。

群れの仲間同士で、身体に触れ、毛をかきわけて何かを取ったりしています。

昔は、ノミを取って食べていると言われていましたが、必ずしもそうではないようです。

この行動は「グルーミング」とよばれ、親近感を示す行動として理解されています。



グルーミングはいろいろな場面で見られます。

もともと仲の良い個体どうしが、お互いにグルーミングするとか、

険悪な関係になりそうなときに、緊張緩和のためにグルーミングするとか、

ケンカのあとの仲直りにグルーミングするとか、

いろいろです。



さて、私達人間はどうでしょうか。

グルーミングしてますか?

まあヒトは体毛を失った猿ですから、毛づくろいはしないとしても、体に触れる行為(ボディータッチ)もグルーミングに含まれますので、それも含めて。



そうです。

ヒトは、大人になるにつれ、グルーミングをしなくなるんです。

子供の頃は、じゃれ合ったり、親子でだっこしたりおんぶしたり、手をつないだりしますよね。



でも、成長とともにしなくなってきたでしょう?

欧米人は挨拶として握手やハグをする習慣がありますから、まだしている方でしょう。

でも日本人は?

してないですよね。



最も関係が深い、家族間ではどうでしょうか。

夫婦間は、新婚時代はあるでしょう。

時間が経つと?

最近は中高年カップルでも手をつないで歩く姿を見かけますが、みなさんはどうですか?

親子ではどうですか?

スキンシップはありますか?



そうです。極めて少ないんです。



私は、サルの一種として人を捉えた場合、このこと(社会生活をしながら、グルーミングがないこと)はストレスになると考えています。

もちろん、このストレスは感覚として認識されることはないでしょう。

しかし、ストレスは何らかの形で心身に表出してくるものです。




この記事の表題に「日本人には」と入れたのは、ハグや握手の習慣がない日本人は、特にそのストレスを溜めやすいのではないか、と考えたからです。



この、グルーミング不足によるストレスを解消する方法として、私はマッサージが有効だと考えています。

もちろん、グルーミングの効果は、「同じ群」に属している方が高いと考えられますから、家族や恋人などの方が効果は高いでしょう。

しかし、信頼できるマッサージ師であれば、同様の効果が得られるのではないかと考えています。



科学的な裏付けがあるかと言われると、ちょっと困ってしまいますが、生理学的には、マッサージによって内分泌系が反応し、ヒトの心理に影響を及ぼすセロトニンやオキシトシンといったホルモンの分泌が活性化することはわかっています。



サルのグルーミング時に、同様のホルモン分泌の活性化が確認されれば、裏付けになるように思いますが、まだそのような文献は見つけられません。





いかがでしょうか?

自分をサルだなんて思う瞬間はきっとないと思いますが(笑)、なんか元気が出ないなあとか、どこも悪くないのに疲れが抜けないなあとか、そんなときにはマッサージを受けてみてください。



骨格を矯正するのもいいでしょう。

筋肉をもみほぐすのも、内臓にアプローチするのも効果があるでしょう。

PNFもリンパも、もちろんけっこう。

でもね、まず触れること。

心地よく触れられること。

これは意外に過小評価されてるんじゃないかと思うんです。



そう、上の写真のお猿さんのように、ホケーっと頭を空にして、マッサージを受けてみる。

きっと楽になって元気が出ると思いますよ。



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