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浮腫の治療実例



 当院にて行った、下肢の浮腫治療例をお知らせします。



 70代男性、糖尿病、骨パジェット病、前立腺障害で加療中の方です。


 両足の浮腫が激しく、歩行困難な状態で来院されました。


 浮腫の原因は、医師から明示されず、薬の副作用の可能性が最も疑わしいとのことでした。



 主治医の同意を得て健康保険を適用し、週2回の通院、各30~40分の施術を約2ヶ月行いました。



 当初は一進一退を繰り返す状態でしたが、5週目あたりから患者さんご自身が改善を実感されるようになり、7週目に足首の運動が回復、現在は写真のような状態です。



 張り詰めていた皮膚がゆるんだためシワが生じ、足指の間に隙間ができています。


 これ以降、大きな戻りは起きていません。



 今回はバンテージ(弾性包帯)やスリーブを併用せずに、手技のみで治療を行いました。


 患者さんの感覚や意見をうかがいながら、無理のない施術を行い、このような結果を得ました。



 今後は、足の筋力向上を図るためのリハビリを行い、歩行機能の改善を目指します。




浮腫でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。