根本治療とは何か
- みうらマッサージ治療院 よう院長

- 1 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、茨城県取手市のみうらマッサージ治療院です。
よく目にする、マッサージに対する批判に「マッサージはその場しのぎで、根本治療にはならない」というものがあります。
施術を受けている最中や、直後には気持ちよかったり、改善したりするけど、すぐにまた症状が戻ってしまうから、役に立たない、というようなものです。
みなさん、これどう思われますか?
私はそもそも、この「根本治療」に疑問を持っています。
根本治療というのは、症状を原因から解消して、症状を雲散霧消してしまうようなことを指すのだと思います。

確認しておきますが、マッサージが有効なのはおもに「慢性症状」です(ぎっくり腰など、急性でも有効なものもありますが)。
慢性症状の多くは、長い時間をかけて蓄積した原因で発症しており、その原因を解消するのはなかなか大変です。
たとえば、同じ姿勢を取り続けなければならない職業の人は、その姿勢が原因で腰痛や肩こりなどの慢性症状を発症します。
これを根本治療するためには、その姿勢=職業をやめなければならないことになります。
整体であれ、カイロプラクティックであれ、その姿勢を取り続ける毎日をそのままにして、本当に根本治療できるでしょうか。
私はなかなか難しいと思っています。
たとえば、姿勢が悪いから姿勢を改善するために、整体に通い続けて「根本治療」したとします。
しかし、職場に行けばまた同じ姿勢が待っています。
また症状が出ます。
これ、根本治療じゃないですよね?
セルフケアを教えてもらっても、それを続けなければ姿勢はまた悪化しますし。
しかも、姿勢を完全にリセットするために、いったい何回の治療を要するか、いくらの治療費がかかるのかということも気になるところです。
以前も指摘しましたが、ある整体院では「姿勢を正しくするために◯◯回の施術が必要です。そのために◯◯万円の回数券を買ってください」みたいなことを言うわけです。
でも、職場で同じ姿勢が待っているのなら、その時間とお金はどうなるんでしょう?
何が言いたいかというと、慢性症状は「どううまく付き合うかを患者さんと一緒に考える」姿勢が、現実的ではないかと思うのです。
仕事の内容や、姿勢や、体の動かし方は、(工夫はしたとしても)今後も続くものとする。
その上で、今の痛みや辛さを、今よりも軽くして維持するにはどういう対策がいいかを考える、ということです。
現実的な条件の中で、施術内容や通院間隔を考える。
通院できない期間、調子を維持するためのセルフケアや生活習慣、サプリメントなどを提案する。
そうやって、うまく調子を維持できれば、よし!ということです。
これは「根本治療」を重視する立場から見ると敗北宣言に見えるかも知れません。
しかし、仕事は待ってくれないし、子供の抱っこを拒絶することはできないし、毎日の体の負担をそんなに都合よくゼロにするなんてできないでしょう?
そういう考え方で、慢性症状と「付き合っていく」のも、現実的解決策だと思うのです。
誤解しないでいただきたいのは、当院も「完全解決」を理想としています。
それを目指さないわけではない。
それができれば言うことはないです。
しかし、現実的な時間的経済的負担なども考慮に入れて、落とし所を患者さんと一緒に考える。 そういうことです。
治療院、整体屋さんはたくさんありますから、それぞれがどういう考え方で施術を行うのか、ご自分の考え方と合うのか、よく見極めてかかるのがよろしいかと思います。
当院の方針が「合うかも!」と思われたら、ぜひご相談ください(^^)。
※上記の意見は、当院の考え方であり、他の治療院や整体店の考え方や方法を否定するものではありません。多種多様のやり方があってよいと思います。





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