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寝違えとぎっくり腰、来院のタイミングは?

首が痛い女性

こんにちは、みうらマッサージ治療院のよう院長です(^^)。

治療院で、一番スピードを求められる症状はなんでしょうか?

そう、ぎっくり腰と寝違えです!


両方とも、急に発症して、痛みがとても強い。

動けないこともある。

仕事にも差し支える。

なので、「早く治してくれ!」となるわけです。


私も、ぎっくり腰を数え切れないくらいやりましたので、その気持は痛いほどわかります。

なので、「誰でもいいから、なんとかして!」という気持ちで、いろいろな整体や治療院を回ったものです。


さて、ではどのタイミングで来院するのがよいのでしょうか。

いくつか考え方があって、どれが正しいとは一概に言えないように思います。

できるだけ早く、という考え方。

激痛の時は安静にして動けるようになってから、という考え方。

それぞれ、理屈があります。


マッサージの場合、体に触れて治療をしますので、下手なことをすると悪化する可能性もあるわけです。

来院のタイミングは大切ですね。


ここで考えたいのは、痛みの正体です。

ぎっくり腰や寝違えの痛みは、「炎症」からきています。

この「炎症」は、時間をかけて強くなり、数日後にピークに達するとされています。

つまり、ぎっくり腰も寝違えも、今日より明日の方が痛かったりするんですね。


病院では、炎症を抑えるために湿布を貼って安静にするように指示されます。

これが一番無難な対処法です。

しかし「そんな悠長なこと、言ってられないよ!」という方も多いでしょう。

だから、病院以外の選択肢を探すわけですから。


当院の考えは、「炎症が強い状態での施術は、できれば避けたい」ということです。

炎症が強ければ、痛みも強く、施術が困難になります。

治療院までの移動もつらいでしょう。

ですので、できれば炎症がひどくなる前にご連絡いただくのがよいと考えます。


発症して間もなければ、まだ炎症も強くなっていないでしょう。 その状態で可能な限り患部につながる血流を改善し、悪化を防ぐという考え方です。

(もちろん、どの段階でご連絡いただいても最善は尽くしますが)


しかしこれには(当院の)リスクもあって、そもそもこれから炎症が強まっていくという段階での施術なわけです。

ということは、施術が首尾よく出来なかった場合、炎症は悪化し、

あそこの治療院に行ったら、余計に痛くなったよ!

と、ダメ認定される可能性もあるのです。

もちろん、施術がうまく行けば

あそこはすごいよ!

となるのですが、100%にはなりません。

ですので、一歩間違えば低評価になるリスクはあるんです。

施術後の痛みの悪化が、もともとの炎症がそのまま進んだのか、施術によって悪くなったのかの区別はできませんから、悩ましいところです。


当院では、正直にそのあたりもご説明したうえで、施術による悪化のリスクを避けながら、できる限りの施術をご提供したいと思っています。


以上のようないろいろをご理解の上、ぎっくり腰・寝違えの際は、できるだけ早くご相談いただければ幸いです。

100%をお約束するほどうぬぼれてはおりませんが、手抜きはいたしません。

一生懸命施術させていただきますm(_ _)m。



 
 
 

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