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整体業界に異変!?大手チェーンが続々破綻?

一昨年あたりから、大手の整体企業が、次々に経営破綻や事業の大幅縮小に陥っています。

また、彼らがとっていた「回数券商法」により、先払いしたお金が戻ってこない、施術も受けられないという事態に、お客様が怒りの声を上げています。

これについて、今回はまとめてみようと思います。


1 破綻(縮小)した大手整体企業


(1)骨膜整体Filament (フィラメント)

「有名人多数来店」を売りに、SNSで大量に広告を流していた会社。グループ全体で最大200店舗ほどあった。

2025年7月末に、突如直営店の閉鎖が発表されたが、フランチャイズ店は営業しているところもあるよう。代表のK島氏が雲隠れしてしまったとも言われている。


(2)JITANBODY

松戸で個人開業したN村K太郎氏(カラダ王子)が展開していたチェーン店。国道6号線には目立つ看板も立っていたので、見たことがある方も多いかも。最盛期は全国に74店舗あったが、2025年7月末をもって全店舗が閉店。11月には運営会社が破産した。



(3)KINMAQ(きんまく)整体院

茨城県を本拠地とし、理学療法士が施術を行うことを売りにした整体院グループだが、一部が閉店したり、店舗の名前を変更するなど混乱が生じている。

山形で提起された裁判で、理学療法士が医師の指示によらず治療を目的とした施術を行うことを違法とした判決が出ており、このことに危機感をもったFCオーナーが撤退したことが閉店の理由と見られている。


(4)ベアハグ

東京都に本部を置き、整体・フットセラピーなどを行っていた会社。

全国で60店舗を超えたが、経営者の脱税事件などにより経営が悪化し、破産に至った。負債22億と、規模がかなり大きい。



2 共通点


(1)短時間高単価

これらの整体店は、いずれも「短時間高単価」であることが多く、初回割引価格のみを提示し、2回め以降は明示していないのが特徴でした。

初回のみ3000円程度で2回め以降は1万円を超えることも少なくありませんでした。


(2)高額な回数券

2回め以降の通院に関して「回数券だと割引がある」として、熱心な勧誘をすることが多く、10万円を超える券を初回に買わされたという報告が多数上がっています。当院のお客様からも同様のお話をうかがったことがあります。


(3)急速な多店舗展開

いずれの会社も、短期間で多くの出店を行っており、スタッフの養成(熟練)が間に合っていなかったと見られています。回数券の売上げを新店舗の出店に回しすぎ、徐々に資金繰りが悪化していったと分析する専門家もいます。



3 回数券問題


ここで問題になっているのが、彼らの主な収入源だった回数券の扱いです。

彼らは高額な回数券を販売することで、売上を上げていましたが、破綻後、お客様は返金を受けられず、施術も受けられない状態になっています。

回数券購入時には「返金しない」ことを説明していたかも知れませんが、お客様にとっては詐欺に合ったような感覚かも知れませんね。



4 回数券でトラブルに合わないために


どんな施術でも、自分の好みや体に合うかどうかの判断は急がない方がよいというのが、私個人の考え方です。施術直後は良くても、帰宅後や次の日に具合が悪くなるケースは珍しくありません。

ですから、初回施術時に回数券を購入することは控えた方がいいでしょう。


逆に、初回に回数券をしつこく勧めてくるお店は単にお客の「囲い込み」のために売りつけたいだけですので、避けた方が無難です。

また、支払額が妥当かどうか、ご自身の金銭感覚に合っているかどうかを冷静に判断するためにも、初回での購入は慎重にすることをお勧めします。



 
 
 

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